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父親だろう!養育費くらい払えよ!!

会社で“張り切りマンマ”と呼ばれ、よきムードメーカーとして何かと頼りにされている女性社員のA子さんが、就業後に「ちょっと相談があるのですが…」と思いつめた顔をして話しかけてきました。

私にとっては、頼りになる大切な部下でもある彼女。何か役立てることがあれば、と思いながら相談に乗りました。

A子さんには5歳年上の旦那さんと小学2年生になる女の子がいますが、旦那さんに愛人がいることが分かり、離婚を迫られているとのことでした。

旦那さんと愛人との不倫関係は2年前から始まり、最近は旦那さんはほとんど家には帰らず、家にもほとんど生活費を入れていない状況でした。

「子どもがいますし、いつかは夫も目を覚ますと思っていたのですが、とうとう離婚を迫られるようになり、家庭は壊れてしまいました。もうやり直す気力もなくなり、慰謝料をもらって離婚する覚悟ですが、このまま会社に居させてもらってもいいでしょうか」と涙ながらに話すA子さん。

今後のことはおいおい相談に乗ることを約束し、何よりも子どもの将来を優先して考えるようにアドバイスしました。

それから一週間ほどして「離婚することにしました」との報告を受けましたが、旦那さんは「慰謝料は仕方なく払うけど、養育費までは払いたくない」と言っているとのこと。
幸いに養育費の取立てに詳しい弁護士さんを知っていたので紹介してあげましたが、あまりの傲慢さに頭に来て「父親だろう!養育費くらい払えよ!!」と腹の中で叫んでしまいました。

養育費を払わない元夫

闇金を騙した夫婦

元闇金の店長から聞いた話です。

30代の主婦から「5万円貸してほしい…」と融資希望の電話があり、さすがに最初から5万円は貸せなかったので「審査に通り、旦那さんを保証人に立てることができるなら3万円融資できる」と答えたそうです。

「3万円でもいいから、絶対にきょう中に貸してほしい」と急ぐ主婦。自営業だという旦那を保証人にし、旦那の取引先の社名と電話番号、担当者の氏名、さらに夫婦の健康保険証のコピーをFAXさせ、いろいろと調べて3万円ほど貸したそうです。

利息は週に3割。他に事務手数料が1割。先引きだったので、主婦の手元には1万8千円が振り込まれました。

それから1週間後、きちんと元金の3万円を返済してきました。以後も月に2~3回の割合で融資の依頼があり、遅れることなく返済して来るので、優良な顧客になって行きました。

そんなある日、主婦から「10万円ほど用意してほしい。週に5割の利息でもいいけど、先引きせずに正味で10万円振り込んでほしい」と連絡がありました。闇金の店長は迷ったそうですが、過去の取引きからリスクは低いと判断して正味10万円を貸し付けました。

ところが、約束の1週間が過ぎても返済されません。電話しても「この電話は現在使われておりません」という音声案内が流れるばかり、保証人である旦那さんの携帯でも同じ状況。旦那の取引先へ電話しても不通状態で、まったく連絡が取れなかったそうです。

「やられた!何回も貸し借りをして、その都度きちんと返済していたので油断してしまった」と、夫婦に騙されたことをひどく悔やみました。

闇金の中には振り込め詐欺に加担する者も多く、人を騙すことは慣れていますが、「まさか自分が騙されることになるには…」と絶句した店長。
ビジネスの勘が鈍ったことに心が折れ、闇金から引退してしまいました。
闇金に強い弁護士